ご挨拶

 

令和6年1月1日に発生した石川県能登半島地震により、多くの皆様が被災されました。1月8日現在、安否不明の方が300人を超えており、その安全を心よりお祈り申し上げます。

奥能登では、直下型地震により把握できないほどの家屋が倒壊し、機能がマヒ寸前に陥った病院では、被災者である医療スタッフが懸命に人命救助に尽力しました。1月2日以降、ヘリ輸送などを通じて被災者が県立中央病院や大学病院に移送され、その支援が続いています。

精神科の被災地域での活動において、全国の皆様のご支援に感謝申し上げます。令和6年1月2日には県庁に災害派遣精神医療チーム(DPAT)の調整本部が設置され、同日には公立能登総合病院にもDPATの活動拠点本部が設けられました。北陸3県のチームが早期から活動しています。1月8日現在、全国から集まっていただいたDPATチームが総力を挙げて奥能登に到達し、被災地での支援に取り組んでおります。

少しでも早く、被災地の皆様が普段の生活に戻れるよう、北陸精神神経学会も全力で支援してまいります。この困難な時に全国の皆様からいただくご支援に、心より御礼申し上げます。

令和6年1月9日
北陸精神神経学会 事務局長 菊知 充

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